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乙類焼酎
乙類焼酎とは、単式蒸留機で蒸留したもので原料の風味が残りやすい伝統的な製法で造られた焼酎です。
この乙類焼酎を、本格焼酎といいます。
単式蒸留は原料の風味を引き出してくれる蒸留方法で、世界中の伝統的蒸留酒のほとんどで使用されているほど、原料の風味を引き出してくれる蒸留方法です。
この蒸留方法は原料の持つフーゼル油などの香味成分などを、あまり損なうことなく抽出するために原料によってはその味わいや香り、風味が大きく異なります。
アルコールの純度も低い為に、雑味成分もかなり含有するのですが、これが個性的な香りや味わい造り上げています。
乙類焼酎はアルコール度数は45度以下と決められており、そのアルコール度数を超えるとスピリッツなどの別な酒に分類されます。
また、単式蒸留で造られた焼酎は、さらに常圧蒸留と減圧蒸留に分けられます。
常圧蒸留とは、500年余の歴史を持つ伝統的な蒸留方法で、通常の気圧で蒸留します。
水の沸点は100℃ですが、アルコールを含んだもろみは90℃位で沸騰します。
その為に沸点が高い微量成分も抽出されるのですが、原料が持つ本来の甘みや旨味、香りが楽しめます。
貯蔵した時の熟成効果が高く古酒や長期貯蔵酒にも良いので、風味を生かす焼酎や泡盛の蒸留法とされます。
減圧蒸留は、1970年代前半に登場した蒸留方法で、機内の圧力を下げ低温で蒸留します。
その為、もろみの温度が40~50℃位の低温で沸騰し、沸点の高い微量成分は抽出されず、雑身を含まないソフトな味わいになります。
常圧蒸留の焼酎に比べて軽くて飲みやすく、米焼酎や芋焼酎、麦焼酎を中心に広く使われています。
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